最近“クリーンテク先進国”としてスウェーデンの名前をよく聞きます。
ごみを暖房や電力に代える“Waste-to-Energy”の成功に見られるように、
スウェーデンは再生可能エネルギーへの変換先進国。
ごみリサイクル率は96%で、家庭ごみの4%以外は発電所でエネルギーへ
変換され燃料として再使用されるというから驚きです。
家庭廃棄物を処理できる燃料プラントは太陽光発電や風力発電とは違って、
自然の要素に影響されずに安定運転ができる点も素晴らしいなあと思います。
そして、そうであれば他の国でもごみを燃料にかえるシステムがもっと
根付けばいいのにと思ってしまうのですが、例えば米国では、石炭などの
燃料利用の方が安価に済むためになかなか導入には至らないのだとか……。
ごみを削減する重要さと同様、ごみをどう再利用させていけるかという問題に
地球規模で取り組むべき時期が来ているように思います。
<スウェーデンの“Waste-to-Energy”について参考サイト>
http://www.redorbit.com/news/science/1112722160/sweden-waste-to-energy-102912/